【映画】ロリータ(1962)

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キューブリック監督によるロリータ。ロリータ(1997)をみて、狂気の演出をどうするんだろうと思い観た作品。監督曰く「性的な表現が一切できなかった」といっているぐらいなので時代の問題でロリータエロく無い。それによって、ハンバート教授がハマる理由が本当にわからない。少女偏愛おじさんが最後は真の愛に気がつくという点は伝わったけど。惜しい。

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【映画】ロリータ(1997)

【映画】ロリータ(1997)

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ロリコンの語源ともなったロリータ。1997年の作品。ロリータ役が当時17歳だったのでニンフェット(9-14歳)に当てはまらないという点もあるが小悪魔感も弱かった。胸がないだけで選ばれたのか。下着をちらりするのもワザというより子供だからって感じで、おじさんがドキッとする事なさそうな感じ。でもハンバート教授は突然どハマりして、加速度的に狂気的に愛し始めてしまう。うーん。2時間半と長いので端折りたいのはわかるが前半と後半で心の変化のペースが違いすぎてついていけなかった。悪くはなかったが。普通。

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【映画】トゥー・リブ・アゲイン

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娘を亡くした傷から立ち直れないソーシャルワーカーと16年間監禁されていた女性との交流を描く。実話が元ネタだが、家族による監禁というのはあり得ることだし、家族も良かれと思っているところが怖いところ。16年間の監禁+薬の投与による影響を精神病として病院に閉じ込める事になる流れも怖い。心の交流が素敵な作品。良作。

【映画】英国王のスピーチ

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吃音に悩まされた英国ジョージ6世とその治療に当たった言語療法士の友情話。主演コリンファースの演技がとても良い。真摯に治そうとする自分とできない自分の間に揺れる感じがとても良い。徐々に深まる友情もペースがとても良い。良作。

【映画】イントゥザストーム

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第2次世界大戦の英国首相チャーチル。戦争屋のイメージがあるがその人間性を描いた作品。酒を飲み葉巻を嗜むイメージもあるが日常ではどうだったのか。家族との関係は。何より溢れる愛国心。ピースサインも忘れない。英国王との友情もかかれているが吃音な国王と雄弁なチャーチルとの対比は面白かった。日本の真珠湾攻撃をチャーチルはこう思ったのかってのは新発見。勉強になった。良作。

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【映画】ダンケルク
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【映画】帰ってきたヒトラー

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ヒトラーが現代に蘇ったら。そんな設定の風刺コメディではあるが、内容はコメディの領域を超えている。現代にある問題にヒトラーが実にヒトラーらしく答える時に世の中はどう反応するのか。SNSが発達した時代でどう影響があるのか。とても興味深い。良作。

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【映画】リンカーン

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スピルバーグ監督によるアカデミー賞受賞作。奴隷解放宣言で有名なリンカーン大統領の宣言後の奴隷解放のための憲法改正に焦点を当てた作品。どんな思いで何を犠牲にし正義と信念を貫いたか。人間味あふれる大統領の姿が素敵。そんな彼がなんでインディアンは虐殺し続けたのか興味を持ってしまった。良作。

【映画】最高の人生のはじめ方

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モーガンフリーマン主演のハートフルなドラマ。妻の死により創作意欲をなくした老人が近所の家族と交流する事で心を開いて行く話だが、圧倒的な無難感。うん、そういう流れなら感動するね。そうしたらそうなるよね。って感じで内容はいいんだけど特に新しい感動もなく「これ系映画ね」で終わってしまった。邦題も無難。普通。