【映画】永遠の反逆児 ヴィヴィアン・ウエストウッド

filmerks

ヴィヴィアン・ウエストウッドの70歳の誕生日を記念して制作されたドキュメンタリ。パンクなイメージしかなかったが、精神的にパンクであるだけで他のデザイナー達と比べるととてもいい感じの人に感じた。大量生産大量消費に明確に反対してたり、今の政治をプロバガンダって言い切ったり、筋の通った人だなと。パンクな格好で自転車移動する姿もみれて貴重な映像だった。自分の知らない文化を知る意味でよかった。邦題は微妙。DIY。普通。

【映画】ミケランジェロの暗号

wiki

ナチス台頭期のオーストリアを舞台にした男達の愛憎劇。邦題が明らかにミスリードしているがダヴィンチコードのような謎解きは何もない。むしろ謎は観客には明かされているが劇中のナチ達は気がつかないという面白さ。ジャンルとしてはサスペンスでありコメディ。ユダヤ人迫害を描きながらもユダヤ人の強かさもうまく表現している。二転三転する立場。面白い。原題はMy Best Enemy、邦題は劣悪。良作。

【映画】シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム

wiki

面白キャスティングなホームズ&ワトソンの2作目。コナンドイル最後の事件をベースにしている。相変わらずテンポよく、笑いありの娯楽作。アクションを見所にしているためか時間配分多めで謎解きは短め。でも娯楽作だからいいんです。普通。

あわせて観たい:
【映画】シャーロック・ホームズ
【映画】Mr.ホームズ 名探偵最後の事件

【映画】シャーロック・ホームズ

wiki

面白いキャスティングのホームズ&ワトソン。優秀なのに人としてクズな演技に定評のあるロバートダウニーJrの魅力満載。ミステリーというよりアクション。リズムよく程よい謎解きをしながら展開する。娯楽作。普通。

あわせて観たい:
【映画】シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム
【映画】Mr.ホームズ 名探偵最後の事件

【映画】Mr.ホームズ 名探偵最後の事件

wiki

93歳の痴呆気味なホームズが心残りの事件をめぐる。昔と今のホームズをうまく演技分けている。ドラマとしては悪くないが、ミステリーとしてみると残念。謎解きも鋭くないし派手なシーンも緊張感もない。内容としても別に救いがあるわけでもない。日本の描画はひどいものだし、時間を飛ぶタイミングもイマイチで混乱する。テーマと静かに進む感じは悪くはいないんだが。コナンドイルだと思って見たらダメ(原作はミッチ・カリン)。惜しい。

あわせて観たい:
【映画】シャーロック・ホームズ
【映画】シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム

【映画】英国王のスピーチ

wiki

吃音に悩まされた英国ジョージ6世とその治療に当たった言語療法士の友情話。主演コリンファースの演技がとても良い。真摯に治そうとする自分とできない自分の間に揺れる感じがとても良い。徐々に深まる友情もペースがとても良い。良作。

【映画】イントゥザストーム

filmeks

第2次世界大戦の英国首相チャーチル。戦争屋のイメージがあるがその人間性を描いた作品。酒を飲み葉巻を嗜むイメージもあるが日常ではどうだったのか。家族との関係は。何より溢れる愛国心。ピースサインも忘れない。英国王との友情もかかれているが吃音な国王と雄弁なチャーチルとの対比は面白かった。日本の真珠湾攻撃をチャーチルはこう思ったのかってのは新発見。勉強になった。良作。

あわせて観たい:
【映画】ヒトラー 〜最後の12日間〜
【映画】ダンケルク
【映画】英国王のスピーチ

 

【映画】帰ってきたヒトラー

wiki

ヒトラーが現代に蘇ったら。そんな設定の風刺コメディではあるが、内容はコメディの領域を超えている。現代にある問題にヒトラーが実にヒトラーらしく答える時に世の中はどう反応するのか。SNSが発達した時代でどう影響があるのか。とても興味深い。良作。

あわせて観たい:
【映画】ヒトラー 〜最後の12日間〜

【映画】ヒトラー 〜最後の12日間〜

wiki

ヒトラーの人間性を描いた作品。ドイツにとっての闇の部分であるヒトラーについてドイツ人がドイツ人スタッフ達と作った事でとてもリアルな作品になっている。キレっぱなしと思わせておきながら青年兵士に優しい言葉をかけたり、そうかと思えば2万人の若者の死に対し「若者の義務」と言い放つ。そんな自分なのにものすごく頼りにされている。なお激昂するシーンは動画サイトで「総統閣下シリーズ」として世界中で大人気である。邦題は合格。良作。

あわせて観たい:
【映画】帰ってきたヒトラー