【映画】マイ・ボディーガード

wiki

デンゼル・ワシントンとダコタ・ファニング主演にトニー・スコット監督による骨太クリミナル・サスペンス。誘拐が多発するメキシコで元軍人がボディーガードになる。前半の心を閉ざした軍人と無邪気な娘の交流が素敵で徐々に心を開いていく姿がとても良い。怒涛の後半に観るものの気持ちを盛りたててくれる。男の生き様。良作。

【映画】手紙は覚えている

wiki

最愛の妻を無くした90歳のゼヴ。寝て起きると記憶もはっきりしないほどの耄碌。そんな彼が手紙に残されたミッションを遂行するサスペンス。90歳のおじいちゃんなので誰も不審がらないのが上手い設定。オチも悪くなく最後まで適度な緊張感を出しているのが良い。94分とコンパクトなので気軽に見れる。良作。

【映画】ダーク・プレイス

wiki

28年前の殺人事件をめぐるサスペンス。脚本よく練ったなと思うのだが、なんだろう、何かが足りない。演技も悪く無いし、流れも悪く無い。現在と過去を行ったり来たりするのも悪く無い。けど、細部が物足りない。引き込まれない。ポテンシャル的には良作だが、普通。

【映画】ドニー・ダーコ


wiki

リバースムービーと呼ばれて話題になったサスペンス。1回目は不思議な感覚、2回目で概要がわかり、3回目で全部がつながる感じ。ジェイク・ジレンホールの演技が素晴らしい。エキセントリックな内容なんだけど、理解を深めていくと深い愛の物語だとわかる。良作。

【映画】ミケランジェロの暗号

wiki

ナチス台頭期のオーストリアを舞台にした男達の愛憎劇。邦題が明らかにミスリードしているがダヴィンチコードのような謎解きは何もない。むしろ謎は観客には明かされているが劇中のナチ達は気がつかないという面白さ。ジャンルとしてはサスペンスでありコメディ。ユダヤ人迫害を描きながらもユダヤ人の強かさもうまく表現している。二転三転する立場。面白い。原題はMy Best Enemy、邦題は劣悪。良作。

【映画】パーフェクト・ルーム

wiki

大人の男たちが秘密の情事を行うために借りたロフト。そこで起こる謎の殺人事件。ベルギーで大ヒットした作品のハリウッドリメイク版。程よい緊張感を保ちつつ男と女の心の揺れを表現できている。ただ心情表現を丁寧にした結果か肝心の謎解きは面白みに欠ける。邦題はイマイチ。普通。

【映画】ベルリンファイル

wiki

韓国のスパイ物。韓国映画らしく人間同士の熱い関係や生々しい殴り合いをベースとしながら色々な要素を入れている。ストーリーは良く、脚本も良いが演出が残念。ワイヤーアクションもハリウッドばりの爆破シーンもいらない。序盤に複数の国の諜報部員たちが一気に出てくるも説明がなさすぎる。後半のまとめ具合は良い。2回見たら面白みが深まりそうだが、1回で満足してしまう感じ。惜しい。普通。