試合前
久しぶりのホーム開催。前節と全く同じメンバー。福岡は12試合で7失点とリーグ最小失点。そして引き分け6と勝点1になりがちなサッカーをしてくる。そこで注目は前節大活躍だった脇坂。どこで一皮剥けたのか分からないが自分が試合を決める気持ちと数字を残す意思を強く感じるプレーが多くなり、今までのチャンスメーカーからプレーメーカーも兼ねるようになってきた。遠野とのIHは個性が混ざり合ってワクワク出来そう。ホームで勝って首位浮上を目指したい。
始球式に来てくれたコウテイが全力でズィーヤしてくれて盛り上がった。頼むぞ脇坂。
試合中:現地観戦
〜15分 0-0 川崎握る展開も押しきれない
4-1-2-3の川崎と4-4-2の福岡。福岡が前から強めのプレスするが佐々木がドリブルでいなして回避。ルーキーさは無くなった感ある良いプレー。そもそも谷口車屋コンビの時にCBに圧力かけるのは筋が良くなさそうに思えるが。彼らはリーグ屈指の繋がるCBs。ここ数年ボール受ける時にハードプレスされ続けたお陰で「プレスされても受け方」だけでかわせるよ?を全員が高水準でやれるようになったの強い。その中でも脇坂は抜群に上手い。広くゆっくり使って川崎のターン。今のところそこまでの堅守感は無いぐらいの攻撃が出来てる、良し。ソンリョンビルドアップミスってピンチも自分でどうにかする。自作自演。福岡はセットプレーで得点稼いでるだけあって雰囲気あって嫌な感じ。
〜30分 0-0 川崎保持も崩しきれず
何度か作ってる右サイドからチャンスもまたしてもゴール出来ず。続けていこう。川崎が良い形で回せるようになって来た。ここまでの福岡の攻守を見る限り勝点1は取れそう。勝点3に持っていけるかって感じだ。佐々木のボール保持能力の高さと図太さ頼もしい。ダミアンの所にボール収まらないけど駆け引きずっとしてるので後半どうなるのか楽しみだ。
〜45分 0-0 川崎保持も攻めきれない
フアンマがパワーでボール奪取に来て橘田倒すも家長に抑え込まれる。家長強い。ピン留め要員増やして攻めの形を少し変える。こうなると個の質でどこか突破したい所だ。割と噛み合ってしまって動きが減ってるが川崎が手堅く攻め続けている。遠野結果は出てないけど推進力とシュートの意思を見せてていい。展開変わらず決定機を作れないまま追加1分。そのまま終了。
〜60分 2-0 焦れずに続けて結果を出す時間
福岡はゴリゴリしてたフアンマ交代で後半開始。比較的静かな立ち上がり。福岡はCBへのプレスは忘れない。福岡サポの太鼓隊の圧が凄い。前半終わりから見えてた勝点1になりそう感変わらず。得点に対する迫力というか意欲に欠ける。と買いたらスローインからパス繋いで山根絶妙アシストから遠野先制弾1-0(55分)。完璧な崩し。アシスト上手すぎ。先制後圧力を増す川崎の攻め。ダミアン煽り、CKで脇坂煽って盛り上がった所でCKから車屋決めるもVAR判定。だけど認められて追加点2-0(59分))。憲剛の時はあんだけ煽った空気だと入らなかったのに今の14番は違う所をみせた。
〜75分 2-0 川崎ペース
2点差つけても押し込む姿勢を強める川崎。橘田の絶妙ロングスルーパスにスタジアム湧く。押せ押せムードの中でCKからあわやのシーンもソンリョンが神様で一安心。こういうプレーがタイトルをもたらして来てくれてるんだよな。神様ソンリョン。車屋と谷口だとドリブルで剥がせない分、谷口の方が取り所になるんだなぁ。伸びしろだ。ここで福岡2枚交代(70分)。
〜90分 2-0 安定した川崎ペース
福岡の攻撃のアイデアは川崎を脅かす程では無いので淡々と時計を進める。ダミアン→知念、マルシーニョ→宮城、遠野→ジョアン(79分)。残りの時間をどう過ごすんだろか。新しいユニットで普通に追加点を狙う川崎。ジョアンの展開力は魅力的。福岡交代(85分)。家長えげつないキープ力を見せつけた後、交代。家長→小林(85分)。小林入った事で結果出したい前線がガルルしてて楽しい。これも小林の魅力。追加4分。脇坂→小塚(90分)。そのまま無事クロージング。勝ち。
試合後
前半は勝点1になりそうだったが、焦れる事なく単調になる事なく攻め続けたのが大きい。流れからではなくてセットプレーからではあったが決め切る事が大事。煽り芸から点取れたのは盛り上がる。遠野シーズン初ゴールおめでとう。勝点3。26→29で首位浮上。