総括
復習したが全体の印象は変わらず。個別で言うとチャナティップの短距離パスと混み合った場所での受ける力は武器になりそう。ただでさえ不安なCB選手層で車屋の怪我心配。スピードあるCB不足がどう影響してくるか。次節以降の采配に注目したい。
観戦記
試合前
煽りPVがカッコいい第39回多摩川クラシコ。監督変わって新生東京がどんなサッカーするのか楽しみだったが試合前に東京側にコロナ陽性者が出たので真の姿は次の戦いで観れるかな。新監督の目指すモダンサッカーがなんなのかを探るぐらいはしてみたい。モダンサッカーに切り替えるチームが多い中でスタイル変えるクラブも多い
チーム | 導入前 | 導入後 |
---|---|---|
川崎 | 攻撃的 | 攻撃的 |
横浜FM | 守備的 | 攻撃的 |
鳥栖 | 守備的 | 守備的 |
清水 | 攻撃的 | 攻撃的 |
浦和 | 攻撃的 | 守備的 |
東京 | 守備的 | ??? |
攻撃的/守備的ってのはどっちをベースに構築していったか?って感じの分類。おそらく東京は所謂ボール保持して攻撃するという攻撃的なスタイルを目指すんだろうと予想はしているが。
スーパーカップで試した大島アンカー型の4-1-2-3か。東京は注目ルーキー松木スタメンとの事で中央の駆け引きは見所。東京は予想通り攻撃的な4-1-2-3。0-0では終わらない熱い開幕戦になりそう。まずは初ゴールを決めて欲しい。ズィーヤ。
試合中
〜15分 0-0 川崎ペース
4-1-2-3同士の戦いは立ち上がりの主導権争いから楽しい。両チーム積極的に来る中で攻めてくる相手に強い川崎がボール保持。東京は色々確認しながらやってる感じ。4-1-2-3で悩む所はここだよね、って所を使う川崎。慣れの違いで優位。今年は最終ラインからのパスが中盤無視するのが多い。スピードアップの一つかな。スーパーカップの反省で裏を狙うパス増やしてるだけかもしれないけど、攻撃が多彩で楽しい。この配置だと東京外国人FW勢が怖くない。この2人は雑に放り込まれるのが1番嫌だがその形は過去の東京。
〜30分 0-0 川崎ペース
KOからハイテンポだけどまだペースは落とさない両チーム。脇坂の高さギリギリ狙うクロスがいつ決まるか。中から外から攻め続け、ゴールに迫るが決めきれず。猛攻タイムに決め切りたい。困った東京、プレー止まった時にベンチに指示聞きに行く。これは無いだろ。やはり雑に蹴られたボールに追いつく形が怖い東京外国人FW。今年もソンリョンが神様。しかしペース落ちない試合だ。後半バテそう。
〜45分 0-0 川崎→東京ペース
脇坂の数字を残す気持ちを感じるプレー選択が好印象。このまま恐いプレーヤーになってもらいたい。上手くいかない東京は2トップヨーイドンのいつものスタイルに近くなる。それと共にペースダウン。見慣れたクラシコになってきた。川崎が相手に合わせてペース落としたが落としすぎて受けの姿勢。もう少しプレッシャーかけたい。またしても飲水タイムが無いことによる修正力の低さが露呈している。チグハグなまま前半終了。ゲームコントロールの部分で大島頑張って欲しい。
〜60分 0-0 東京ペース
両チーム交代なくスタート。縦の早いパスがカットされてリズム作れてないのでじっくりと作る時間作ってもいいのではないか。大島のプレーが華麗。そして放り込まれてピンチ迎えるもソンリョンがまたしても神。攻撃が徹底して裏狙いだが単調だ。流れが良く無い中で車屋イエロー(53分)。憂いていたら繋いでチャンスを作り始めた。続けて欲しい。と思った所であわやPKになるファールでチャナイエロー(58分)。FK合わせられて失点もオフサイド。VAR介入も無傷で終わる。
〜75分 0-0 東京ペース
マルシーニョ→知念、チャナティップ→塚川。スピード型をパワー型に。今年の注目の展開。やはり脇坂いい。塚川積極的でいい。しかしジェジエウがいないとラインを上げきれない問題が今日も見える。コンパクトに出来ず東京の距離感に付き合わされてリズムが出ない。コチラのリズムが悪すぎて東京がペース上げてきたので逆にチャンスが生まれるかも。
〜90分 1-0 東京ペース
脇坂→遠野。この変化は流れ的にハマりそう。頑張れ遠野。停滞した流れの中から遠野の仕掛けでCK獲得。遠野CKをダミアンヘッドで合わせて先制1-0(81分)。頑張った遠野。流石のダミアン。失点した事で東京が前に出ざるを得なくなり川崎のパス回しがやりやすくなる。知念がサイドでもう少しボール収まれば。年々良くなってるけど。ハイボールの競り合いで負傷の車屋に代わって山村。車屋大丈夫だろうか。落ち着かない空気の中でスーパーミドル撃たれるもポスト直撃で死にかける。知念が守備のところを頑張ってる。追加7分。意思統一が足りないのか間延びしてしまって東京に隙を与えてる。はっきりしよう。球際バチバチタイムだがCKを続け様に与える嫌な感じ。悉くクリアが甘く何度か死にかける。生きろ。その後も怪しかったが死守。勝点3!
試合後
勝ちはしたものの今年注目の試合コントロールとパワー型のプレーに課題を感じる試合だった。勢いがある時に押し切るサッカーから脱却出来るのか。そもそも前半猛攻タイムに決めきれなかったのが問題なのか。鬼さんのコメントと判断が気になる。