【サッカー】天皇杯3回戦 vs ファジアーノ岡山 2019/08/14 シティライトスタジアム

結果:延長戦で目を覚ました逆転劇 2-1

得点:ダミアン、家長

警告:無し

退場:無し

遷移:0-1 -> 1-1 > 2-1

評価:75点

公式記録

レビュー

コンパクトなブロックからのカウンター狙いの4-4-2の岡山。川崎は4-2-3-1でボールを握って相手コートで試合をしたい感じ。右サイドマギ家長で左サイドに馬渡齋藤でトップ下に脇坂の配置でスタート。

台風の影響で強風が吹く中、低くて速いロングパスを多用したCB陣がボールを良く動かすも、前線は連動性のある攻撃出来ず外外街道。たまに下田とダミアンコンビの中央突破を見せるが相手の締めた所に特攻してカウンターの餌食に。相手の迷いのないカウンターを浴び続けるも谷口とジェジの個人の力でどうにか事なきを得るシーン多数。そうこうしているうちに後半開始早々にサイド崩され失点。形は悪くないけどパスミスが多過ぎて流れをつくれない。知念投入でツートップにしてシンプルな攻撃にするも相変わらずパスミスが目立ち流れを掴めない。このまま敗戦かと思った93分にクロスを知念がこぼしたところにダミアンで同点。なんとか延長戦に持ち込むと、体力の切れた岡山に対して自信を持ってボールを繋ぎ始めパスミスが激減。流れは一気に川崎に。車屋のクロスがハンドを得て家長が決勝点。最後はジェジを前に残して山村をCBにする戦術を試しながら守りきった。

決して褒められた内容ではないが勝った事が大事。ワクワクタイムが90分で無かったのが残念だが記憶に残る勝利となった。

ピックアップ

・組み合わせはどうするの?

左に齋藤馬渡、右に家長マギ、トップ下に脇坂という配置で臨んだ一戦。正直なところ効果的では無かった。左サイドは及第点であったが右サイドは連携がほぼ無く可能性を感じない。トップ下の脇坂はスペースを使うのは上手いがコンパクトなブロックをしかれた後のスペースのない場所だと外に逃げてしまい効果的な仕事が出来ない。2列目の連携もほぼ見られずワクワク出来なかった。

・こだわりの4-2-3-1

何度跳ね返されても帰る場所はここだと言わんばかりに4-2-3-1を試すが今日も不発。上に書いた組み合わせもそうだが、名古屋戦で顕著になった「受ける技術の低下」がボールを握っても攻撃に繋がらない原因だと思う。特にこの試合ではそれでも無理やり出してパスミスからカウンターを食うシーンが余りに多く自滅する寸前までいっていた。守田はシンプルな判断が少し戻ってきたがパスの角度が甘く相手に引っかかりまくり、右サイドは特に何もなkった。結果、左サイドと下田とダミアンで構築するしかなく相手にとって守りやすくなっていた。

守備の面でも相手の監督に言われている通りサイドの守備の脆さを明確に突かれて知ってんしまった。両サイドとも攻撃にも守備にもポジショニングが中途半端で相手を押し込むことが出来ない上に裏を取られるというのはいただけない。谷口とジェジエウの個人頼りの守備は鉄壁から程遠い。2人が居ない試合はどうするのか。

試合前に最後は4-4-2にして個人の力で戦うサッカーになったらモヤると呟いたがまさにその通りになってしまった。4-2-3-1やるなら前から頑張ったほうが良い気がするがそうすると適性のないダミアンが使えないというジレンマ。鬼さんが今後4-2-3-1をどう使っていくのか注目したい。

・強風の中でのダミアンへの配球

そもそもボールが入らなかったので4-4-2にかえた。その後はシンプルなクロスを上げ続けた。この頃には強風でも無かったので風が強かったらどうなっていたのか不安しかない。

・SBが使われない理由

疲労困憊してても使われ続けた左利きSBコンビの登里車屋。ここに来て右利きSBコンビを同時起用した。なぜ使われないのかという観点でいうと、単純に攻守に貢献度が低いからではないか。馬渡はだいぶ改善したがマギは売りが分からない状況。ただこのSB問題はどっちが良いというか4-2-3-1をやる上でSHとのコンビの問題のほうが大きいと思う。特に家長の後ろを務めるのは大変。攻撃を合わせるのもそうだし、守備もやりそうでやらなかったりするので、息を合わせるには相当な見極めが必要。一方齋藤は組織で崩す事を考えてプレーするので馬渡のほうが遥かにやりやすかったのは間違いない。そんな中で左利きSB達が使われるのは「サッカーI.Qの高さで適切な場所で適切な判断が出来る」「身体能力の高さで個人で守れて、キックの巧さで攻撃の起点になれる」という強みがあるからだろう。とはいえ登里は左足のショートパス以外は精度が低く、車屋は細かく繋いで攻めるイメージの共感が全く出来ないという弱点ある。ここを埋めて欲しいが右利きSB達はまだそこまで達してない。馬渡は右も左も器用にこなしてクロスも蹴れるが足元の技術に難がありボールを次のプレーにスムーズに繋げられないのが惜しい。マギは足元の技術は悪くないがその後のプレー判断に難がある。けど家長の後ろだからなのかもしれない。阿部ちゃんの後ろで使ってもう少し分かりやすいタスクにしてあげたら印象が変わる気がする。

現状を見つめると攻撃に厚みを出せず、守備では狙われているSB。誰が一皮むけるのか。これからのシーズンのSBはキーになると思う。守田に負けるような事が無いように本職達に頑張ってもらいたい。

ライブ

15分

4-4-2の岡山と4-2-3-1の川崎。中盤中央はやらせない意志を感じるが守田も下田もプレーできる強度。中央にこだわる事なくサイドを使ってボール運ぶ。低くて速いロングパスで展開するのが良い。ただ相手の迷いのないカウンターは迫力あるので要注意。悪くない立ち上がり。ワクワク不足。 #frontale

30分

互いに少しペースダウン。川崎の攻撃が効果的な崩しをだせず。中を絞る相手に外外。たまに見せる中央突破もカウンターのリスクが高そう。下田のミドルと飛び出してが一番可能性感じる。脇坂と家長はどこにいるんだ。谷口ジェジでなんとか守ってる感じがある。押しこみたい。 #frontale

45分

雨の影響か両チームともパスミスが多く、カウンターの応酬になるもそれすらミスるのでどうにも盛り上がらない。今のところ押し込む時間は作れず、出たとこ勝負な時間を過ごす。相手のサイドえぐってFWに合わせる戦術がそれしか無いので迷いが無くて怖い。4-2-3-1の意味を感じない前半。 #frontale

60分

立ち上がり早々に散々やられてたサイドからクロス上げられ失点。その後も状況変わらず細かいミスが目立ちリズムが作れない。そんな中でも両サイドを高めに設定し押し込もうとふる気概をみせるが形は作れず。脇坂を知念に代えて4-4-2。頑張れ。#frontale

75分

4-4-2に変えた事で攻撃の厚みが増すよりもボールが運べなくなった印象。ダミアンにパスを出せる選手が少なく、連動性も低い。何より全てが単発で流れを作れない。阿部投入で変化を待ちたいが今のところ変化なし。 ダミアン知念のコンビも息合わず。 惜しい所までは行ってる。#frontale

90分

効果的な攻撃が少ないのは変わらないが割り切ったのかクロスが上がるようになる。しかしミスも多くものすごいカウンターを食らうもジェジと谷口がどうにかして希望を繋げる。足攣ってヘロヘロのマギのクロスを知念がつま先で残してダミアンゴールで同点。勝ちきりたい。 #frontale

105分

落ち着きを取り戻したのかミスなくボールをつなぎ始める。スペースの空き始めた岡山相手に崩すも最後の壁を崩すまでは行かず。ただミスが減った事で相手のカウンターも激減。押し込んでるだけに結果が欲しい。継続! #frontale

120分

継続して攻め続ける。山村投入でボールが落ち着く。カウンター狙いの岡山は足が残って無いが対するジェジも限界間近。家長ダミ知念がボールを保持してくれるので前に進める。そんな中、車屋のクロスからPK獲得。家長決めて逆転。ジェジを前に残す形もみせ守りきる。しんどいけど勝ち。#frontale

プレビュー

・組み合わせはどうするの?

・こだわりの4-2-3-1

・強風の中でのダミアンへの配球

・SBが使われない理由

参考:
【サッカー】リーグ22節 vs 名古屋グランパス 2019/08/10 豊田スタジアム
【サッカー】天皇杯2回戦 vs 明治大学 2019/07/03 等々力陸上競技場

投稿者:

r812

川崎在住のソフトウェアエンジニア。 自然と映画とサッカーをこよなく愛す。 サッカーフロンターレを熱く応援しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です