結果:勝利 1−0
得点:大久保
警告:無し
退場:無し
遷移:1-0
レビュー
ACLでは前半20分でいい時間が終わってしまったが、この試合では30分間続けることができた。後半からは名古屋ペースになりながらもひきづり込まれることなく最後まで戦い抜いたのは成長。1発で試合を決めた大久保の決定力はさすが。
谷口、車屋、大島のトライアングルはつなぎの部分で強力。ネットがいいアクセントになっている。ただ谷口の相棒の序列として奈良、エドゥ、MJのはずだったが誰も使われないのは今後に不安が残る。
大久保と阿部といったスタメンで戦う選手を控えに置きながら、爆発する前に試合に使ってギラギラさせている感じは鬼木さんのマネジメントは良い。守田の使い方もシーズン後半に効いてきそう。楽しみ。
スタメン:フォーメーション:4-2-3-1
FW 小林 6.0(知念 -、大久保 6.5)
MF 阿部 6.0、中村 6.0、家長 6.0(長谷川 -)
MF 大島 6.0、ネット 6.0(森谷 -)
DF 登里 6.5、車屋 6.5、谷口 7.0、エウソン 6.5(守田 -)
GK ソンリョン 7.0(新井 -)
鬼木監督 6.5
*()内は控え
ポイント
1. ボールを保持したい両チームの戦い
両チームの特徴が良い感じに出た好ゲームだった。
2. ACLで見せれなかった最後まで攻める姿勢を見せれるか
前半30分でいい攻めはやりきれなかった。それまでは幅を使いつつ裏を狙う攻めができていたが、途中からは裏だけを狙うだけになってしまった。
3. 名古屋の強力外国人を抑えられるか
登里 VS シャビエルの戦いは見所十分。膝を気にせず見れるようになった登里はやはり良い。ジョーに関しては谷口と車屋がいいバランスをとっていた。
ピックアッププレーヤー
・谷口
1対1の守備とディフェンスリーダーとしての指示とカバーリング、そして縦につける組み立てのパス、どれをとっても完璧な試合だった。吉田が怪我をしている日本代表で試しても良いのではないかと思えるレベル。
・ソンリョン
的確な判断が光った。パンチングとキャッチングの判断、飛び出しの判断、どれも神だった。最後の最後のスーパーセーブも見事。今年も安定している。
プレビュー
待望の風間監督との試合。とはいえ昇格組の名古屋とJ1王者の川崎と立場は大きく違う。ともに2年目のシーズン、鬼木色と風間色の戦いに注目。
ポイント
1. ボールを保持したい両チームの戦い
2. ACLで見せれなかった最後まで攻める姿勢を見せれるか
3. 名古屋の強力外国人を抑えられるか
互いにボールを保持したい両チームだがボールを運ぶ手段に違いがある。個人の力で運ぶ名古屋と全体のパスで運ぶ川崎。シャビエルとジョーの強力外国人を車屋、谷口がどう抑えるか。前向きに主体的なゲームをできるのはどちらのチームか。注目の一戦である。