結果:首位攻防戦にふさわしい逆転勝利 2-1
得点:小林、小林
警告:無し
退場:無し
遷移:0-1 -> 1-1 -> 2-1
総評:100点
勝った
ライブ
15分
カップ戦決勝のような硬い立ち上がりの川崎としっかりと自分達の形を作ってくる広島。想像通り球際が熱い立ち上がり。最終ライン中央を固める形ではなく、その前の中央を固める広島相手にみんなサイドに流れる悪い形。落ち着いて。勇気を持って中で受けよう。 #frontale
30分
落ち着きを取り戻りバランスも改善。谷口の縦パスが今日もエグい。守備が嵌められないのに飛び込んじゃってるのが気になる。嵌めきれない時は引こう。中と裏を使い始めた攻撃はいい。前半はがっぷり四つで持ち味出していこう。 #frontale
45分
互いの良さを消し合うのでは無く、互いのやりたい形同士で戦う好ゲーム。サイド起点でSBとCBの間に飛び出す広島の攻撃をなんとかしのいでいる。憲剛の硬さが取れない中、日本代表目指す大島に大きな仕事して欲しい。今日は車屋が絶好調。後半どっちが先に仕掛けるか。#frontale
60分
後半も同じ形でがっぷり四つ。車屋のミドルがとても良い。どっちが先に自分の形を出せるかと思ったところでパトリック。得意の形に屈した。慌てる事なくプレーして欲しい。固い守備の隙をつき始めているので焦れずに継続。 #frontale
75分
得意な形には得意な形でお返しの小林弾で同点。互いの力を見せ合う良い試合は続く。ベンチが動く広島と変わらぬ川崎。徐々に川崎のパス回しが広島の守備を超え始めている。ただギリギリのプレーも多い。集中力。 #frontale
90分
ずっと狙ってた長めのスルーパスからハンドでPKゲット。小林キッチリ決めて勝ち越し。その後は川崎が落ち着いてボールを繋いでいたが広島に付き合う形でオープンな展開に。知念とラルフを入れてゲームを締める。リードした時に川崎のパス回しと家長の個人技が武器が強い。良い勝利。 #frontale
ポイント
1. クオリティの高さを見せられるか
試合前
前回対戦では疑惑のジャッジが話題になったが、どちらかいうとチームとしてのまとまりのなさというか質の低さが気になった。前回対戦から5ヶ月。両チームとも好調な時期を過ごし首位攻防戦として迎える大一番。ともに守備も攻撃も良いチーム同士の対戦なので、ディフェンディングチャンピオンとして質の高さでうわまって欲しい。広島相手に完璧な崩しが出せれば勢いに乗れる。個人的には前節で悔しい思いをした選手の得点と前回対戦でいいプレーを見せた森谷の活躍に期待したい。
試合後
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2. エースストライカー対決と守備陣対決
試合前
現在得点王のパトリックと去年の得点王小林の直接対決。広島36点中16点、川崎29点中9点を占める両チームの大エース。戦術的にみると役割は大きく違ってチームでボールを運んで最後が小林の川崎とボールを持ったらまずパトリックにボールを預けてボールを運ぶ広島。戦術パトリックとも言えるが、高さと強さと決定力を持っているので十分なりたっているのが数字からも伺える。矛の部分でなく盾の部分で比べるとどうか。総失点16で両チームがチーグ最高の盾を装備していることがわかるが、広島は好調水本が怪我で出場微妙なのが残念である。別の視点で見ると両チームで対照的なのがセットプレー。得点の20%がPK含むセットプレー絡みの川崎と40%以上の広島。失点の60%以上がセットプレーの川崎とPK以外のセットプレーからは失点していない広島。特徴的な両チームの攻守の要のできに注目したい。
試合後
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参考: リーグ5節 サンフレッチェ広島