結果:新しい力を感じた勝利 2−1
得点:小林、鈴木
警告:谷口
退場:無し
遷移:0-1 -> 1-1 -> 2-1
ライブ
75分
ボールを取りに来ない柏と攻撃に変化を出せない川崎の構図。伊東にボールが入った時に車屋が負けてるのでそこが向こうの突破口になってる。守田両脚攣って森谷に。お疲れ様。ここでの登場は大事だ森谷。ミドルにこだわり過ぎないように。 #frontale
90分
85分過ぎまで攻めれず。かしわが攻めてきた事により逆に攻めれるようになる。交代で入ったラルフが右サイドから得点する気持ちを見せると完全にスイッチが入る。長谷川の完璧なクロスに完璧な動きで応えたラルフが決勝点。ものすごく不安なアバンテだったが勝点3は大きい。 #frontale
ポイント
1. どこをどう修正してきたか
試合前
今シーズンはなかなか形が決まらないまま試合を重ねてきていたが、この連敗で相手がフロンターレの課題を的確に突いてくる事がわかった。それを受けて鬼木監督はどこをいじるのか。どこかにフォーカスするのか、全体のバランス調整をするのか、新しい崩しの形を仕込むのか。
個人的な疑問は「連戦でいいパフォーマンスが出来なかったのは肉体的な疲労だったのか?それとも思考の疲労だったのか?」である。前者であれば充分な休養を与える事で改善するかが、後者の場合は監督の選択肢を減らす力が求められる。連戦で二階堂コーチが相手のスカウティングをして対策を立て、それを毎試合選手に伝えていた時、ベースの部分が固まっていない場合、全ての判断が正しい方向に向かわなくなる。特にチームとしてみた場合は一人一人はちゃんとやってるのだけど、全体で見ると何もやってないように見える。これの対策は「ベースを固める事」と「各チーム向け戦術の落とし込み」をしっかりやる事である。
果たして、戦術を落とし込む為に複雑なタスクを整理して選手に伝えられるのか。選択肢を減らして判断の精度を高められるのか。チームはどういう状況だったのか。ベースを固めるのか。攻撃だけイジるのか。連携の部分か。鬼木監督はどうするのか。楽しみな一戦である。
試合後
試合前の疑問の回答は肉体的疲労30%思考的疲労70%という感じにみえた。この試合では本来のメインタスクに絞ってやりきろうという意思が感じられた。逆質的になるが「相手をみて攻める場所を考える」という一見選択肢が多い事を一点に固執する事なくバランスよく攻められたのが改善点。阿部と家長と憲剛と大島の意識があった事がポイントか。ただ崩せたかと言うとそうでもなく、1点目は小林の個人技で2点目は長谷川と鈴木の狙い通りであったがチームとしてはできていない事だった(ファーサイドへのクロス)。守備においてはネットの代わりに守田が入ったことで狙われがちな車屋と谷口の間を攻められた時の対応がイマイチだったのは残念。谷口のコーチングと判断の改善に期待したい。全体的にスタメン組の出来は悪くなかったが、良い時までは戻っていない。次節の清水戦のできに期待しよう。
2. 主力達のメンタル
試合前
なかなか酷い状態になったチームで主力達は「やってやろう」という空気になるが、気持ちが入りすぎるとから回ってしまう。所謂「入れ込み状態」になる。こうなるとペースが早くなりすぎる傾向にあり、周りと合わなくなる。最近の嘉人が陥ってる状態である。そうならないために1週間仕込んで来た事をほどよいメンタルでやれるのか。いつもの感じが出せるのか。優勝経験した主力達のパフォーマンスに注目である。
試合後
主力達が程よいメンタルで戦えた試合。ただ淡白なだけでなく、落ち着いてやることをやろうという意思が感じられた。途中からできてたメンバーも良い意味で気持ちのこもったプレーを披露していた。全体的に満足の出来。入れ込みすぎな大久保がここに帰ってくることを願っている。
「【サッカー】リーグ14節 vs 柏レイソル 2018/05/12 三協フロンテア柏スタジアム」への1件のフィードバック