結果:可能性を感じる引き分け 2-2
得点:鈴木、長谷川
警告:無し
退場:無し
遷移:1-0 -> 2-0 -> 2-1 -> 2-2
経過
90分
最後の精度が悪過ぎる。が、そこまでは割と行けていた。MJが及第点で良かった。長谷川頼りの左サイドアタックになったのは残念な時間。脇坂はボール貰い方を改善しないと。テクニックはみせたけど。ACL未勝利で終了。
ポイント
1. 控え選手の活躍と選手層の確認
試合前
ACL敗退が決まり、Jリーグは連戦真っ只中。鬼木監督も大幅な選手変更を示唆しており、かなりフレッシュな顔ぶれが観れると思う。ポイントは今回出る選手たちの多くは来年の契約が不安なメンバーである。サラリーマンでないプロスポーツ選手は所属しているだけでは基本的に来年はの契約はない。所属している間に結果を残さなければならない。そういう意味で個人的にはとても熱い一戦になる。蔚山は大敗しない限り予選突破は確実だがきっちり負けないサッカーをしてくるだろう。ACL未勝利で終わるかどうかはこの試合にかかっている。どんなサッカーを見せてくれるのか。今のフロンターレの選手層はどこまで厚いのか。リーグを戦う上で興味深い一戦になる。
試合後
初出場の選手も多かった中、選手たちは希望あふれるプレーを披露。特に攻撃面でのボールを受ける動きは勇気を持ってもらいに行く姿勢が全体的によく、ワクワクするシーンを連発していた。守備陣では単体としての守備ではMJもエドゥも及第点。しかしユニットとしてみた場合に2失点は残念な結果。登里の調子がよくないのとシュート精度がネタにできないレベルなので修正して欲しい。赤﨑はもう少し観たかった。献身性は見れたが彼が最もこだわっているシーンをみたかった。
2. サポーターはサポーターでいられるか
試合前
去年優勝したこともあり、今年は大幅にファンやサポーターが増えている。そんな人たちからすると今のフロンターレの空気感は初めての体験である。苦しい時間をどうすごすか。その時サポーターはどうするのか。新規サポーターたちの良い手本となるようなサポーター像を期待したい。
試合後
選手たちが良いチャレンジを続けてくれた事もあるが、サポーターの応援も熱がこもってよかった。結果が出なくても内容のある試合をしたら褒め称える。これって大事。相手があってのものだか全勝はできない。だけど、全力で戦うことは全試合できる。そんな鬼さんの言葉をサポーターも理解している。そんな試合だった。勝ちたかった。
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