【サッカー】ACL グループステージ(1/6) vs 上海上港 2018/02/13 等々力陸上競技場

結果:惜敗 0−1

得点:無し

警告:無し

退場:無し

遷移:0-1

公式記録

レビュー

両チーム共シーズン前という事でコンディションは高くない試合。ピッチコンディションは試合前の10分放水とACL規定ギリギリの20mmに刈り込んで速いパス回しができる環境。
スーパーカップで自由にやり過ぎた事で穴を生み出しがちだった家長を残し、バランスをとっていた阿部に変わって大久保がスタメン。開始時はなんでと思ったが振り返って何となくわかった。試合自体は攻める川崎と守る上海の形だったが不運な形で失点。その後は決定的チャンスを4回作ったが全て決めきれず敗戦。悲観する内容では無いが勝点は欲しかった。例年通りスロースタートなチーム。試合中のコミュニケーション不足が目立つのが気になる。特に奈良、谷口とSB、MFの守備の受け渡しはスーパーカップからあまり改善されてないのは不安。

スタメン:フォーメーション:4-2-3-1

FW 小林 5.5(知念 -)

MF 大久保 6.0、中村 5.5、家長 6.0(阿部 6.0、長谷川 -)

MF ネット 6.0、大島 6.0(森谷 -、守田 -)

DF 登里 6.0、奈良 5.5、谷口 5.5、エウソン 6.0(エドゥ -)

GK ソンリョン 6.0(新井 -)

鬼木監督 5.5

*()内は控え

上海の作戦
上海は4人のDFと2人のボランチの6人は常に残して中央を固く守りつつ強力攻撃陣のカウンターを狙う作戦。最後は中央に来るという事である程度割り切って真ん中を固めている。中盤で大島、ネットの2人に対して常に3人で囲み数的優位を保ちつつ、サイドをワイドに使う事でフロンターレのプレスを広げて奪った後にハメられないようにする。サイドへの展開で間延びした隙をついてゴールを奪う。

フロンターレの対応
サイドの攻防のキーマン登里。フッキとの対決はフッキが風邪明けで万全では無いとはいえ及第点。よく守るだけでなくフッキを相手陣地に押し込んでいた。ただ個人的には登里は気の利いたプレーに期待しているのでボール回しが上手くいっていない時にもう少しヘルプに来て欲しかったが望みすぎか。中央では大島、ネットがワンタッチでさばいている時は良かったが少し遅れると相手の狙い通りカウンターの起点になってしまった。徐々に大久保や憲剛が降りて来る事でプレスにハマる事なくサイドから展開出来るようになったのでボール回しはスーパーカップより大幅に改善された。DFの裏を狙うパスが単純な中央からの縦パスだけでなく、サイドからだったり飛び込む選手が小林だけでなく、家長、大久保と多彩になったのは良い武器になりそう。家長、大久保は飛び出しもパスも両方出来るので良い。ただ決定的な場面は2列目からの飛び出した憲剛と大島だった事も忘れてはならない。

ポイント
家長がスタメンだった理由を考えてみたがフィジカル面だけでなく大久保と同時に使う事に意味があったのではないか。この試合の大久保はゲームの流れでトップ、トップ下、サイド、中盤底と自由気まま(なよう)に振舞っていた。ポジションチェンジ、周りへの指示、サイドへの展開、流れの悪い時にファールや倒れ込んで試合を止めるなど、巧みなゲームコントロールをみせてくれた。そしてこの感じを家長に植え付けるために鬼木監督はスタメン起用したんじゃないかと考えた。大久保は「二度とコイツとはやりたくないって思わせようにしてる」というぐらい勝利に貪欲だ。家長は去年運動量という泥臭く局面を打開する部分を獲得したが、今年はゲームをコントロールし大局をみて局面を打開する部分を身につけてほしいのではないかという期待かなと。流動的なポジションチェンジを学んだ時に一皮むけるだろう。
あと気になったのはネット。攻守ともに良かったんだけど、おそらく本来いる場所にいないチームメイトにイラついていたのかパスが雑になっているシーンが多かった。出す場所は悪くない場面も多かったので彼なりのチームへのメッセージかもしれないが、もっと口頭やジェスチャーで指示を出せるようになれば最高の選手になれると思うので期待したい。けど、あの集中力キレちゃう感じがネットの魅力だったりもするんだけど。

ライブ

ハーフタイム

前回よりもだいぶ改善された攻撃陣。シンプルに早く繋ぎ前に進めている。だが最終ラインをしっかり固める上海を崩すまでいかず。上海は中盤はある程度やられても最後で守って7,8,9,10 のカルテットで攻める戦術だが4人が強い。上手く対応はしているがまずは一点欲しい。失点シーンはミスから。30分過ぎからはゴールに近づけたので焦れずに攻め続けよう。攻撃的な両チームなので面白い。大島の出来が良い。

フルタイム

コンディションの上がらない憲剛と心中するかと思ったら流石に阿部投入。フロンターレはチームとして悪いチームじゃないけど強いチームじゃない感じ。上海は強いチームじゃないけど勝てるチームな感じ。フロンターレはパスを回すためのパスは上手いけど、最後にどう崩すのかが見えないパス回しで怖さがない。パスミスが技術じゃなくて意思の疎通が上手くいってないヤツなので改善して欲しい。フィジカルバトルは頑張ってたと思うが、登里にはもっと気の利いたプレーを要求したい。フッキ相手で良さが出せなかった。あとスーパーカップに引き続きロングボールをマイボールに出来ない小林。サイドに置いて拠点にしたほうがいいかもしれない。不安定なネットに代わって入った守田がまた可能性を見せてくれたのは光。奈良のファイターとしてはいいけどクリアとかパスとかの判断は要改善。

プレビュー

去年悔しい敗退を喫したACLの初戦。スーパーカップから中2日の日程となるがホーム開催では必勝で臨むだろう。ACLの戦いかたはホーム全勝、アウェイ引き分けで勝点を集める事が大事になる。アウェイで勝利必須の条件にならないためホームでは勝ちしかない。

予想スタメン:フォーメーション:4-2-3-1

FW 小林(赤﨑、知念)

MF 阿部、中村、家長(大久保、長谷川)

MF ネット、大島(守田)

DF 登里、エドゥ、谷口、エウソン(MJ)

GK ソンリョン(新井)

*()内は控え

スーパーカップで交代していったメンバーはACLで出場するだろう。憲剛の出来次第では大久保先発の可能性もあると思うが、使えるポジションが多い大久保、万全ではないエウソン、大島の代わりもできる守田はベンチに置きたいところ。上海はオスカル、フッキ、エウケソンというスーパーなブラジル人トリオがいるがその対策をどうするか。車屋を使いたいが昨シーズンのカードの影響でお休み。登里には頑張って欲しいがフッキとフィジカルバトルは無謀。肉弾戦をエドゥに任せつつこぼれ球を拾い続けることが重要だろう。ただ、エドゥはカバーリングやポジショニングに難があるので谷口のコーチングが肝になる。エウケソンを見ながら的確な判断ができるか。冷静さが売りの副キャプテンの力が試される。状況理解+フィジカルバトルという点ではMJという選択肢もあるが状態次第か。オスカルにはネットが集中力を切らさなければ対応できると思うが、それが難しいのがネットの魅力でもある。

見所

スーパーカップで見られたぬるい守備は改善されるだろうが、食いつきすぎると一瞬でやられる相手なので冷静に対応して欲しい。鬼木監督の檄に期待。とはいえ一番の見所は攻撃陣。スーパーカップでは空回りというかそもそもボールが運べないというバランスの悪さをみせたが、どう修正するか。ネット+大島であれば普通に運べるとは思うが、試合中に相手をみて柔軟な対応ができるかがポイントだと思う。昨シーズンのメンバーが成長見せるところはそこが1番だと思っているので憲剛、大久保以外のメンバーでもできるところを見せて欲しい。阿部、家長の枠内シュートが前半に見れるかどうかがチームの出来を見るバロメータか。

投稿者:

r812

川崎在住のソフトウェアエンジニア。 自然と映画とサッカーをこよなく愛す。 サッカーフロンターレを熱く応援しています。

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